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コラム

コロナ禍のOD/起立性調節障害で気をつけること

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新型コロナウイルス感染症とOD/起立性調節障害

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている昨今ですが、OD/起立性調節障害との関連性を考えてみたいと思います。

学生のみなさんの生活への影響としては、学校の休みが増えたり、自宅学習やオンライン授業が増えたりしています。

ストレスがたまってしまうのもよくないので、できる範囲で発散はしてほしいと思います。

最近耳にするのは、朝起きないといけない時間が遅くなり、行かなきゃいけない、朝起きなきゃいけないというプレッシャーから逃れられて、楽な生活になるという方もいます。

ただし、通学しないということは、それだけの運動量が減ります。

また、オンライン授業だからとぎりぎりまで寝ていると、通学時の起床時間よりも遅く起きることになります。

できるかぎり、学校に行く時間に起きて、散歩なり、家の家事手伝いをするなどして、一定の運動量は確保しましょう。

血液が下半身に滞留してしまうことが気だるさの原因でもあります。

できる範囲で、少しずつでも体を動かすというのは大事なセルフケアでしたね。


 

マスクとOD/起立性調節障害

酸素は生命維持のためのエネルギー源です。マスクで鼻と口を覆(おお)うと、酸素の摂取量が減ってしまいます。

エネルギー源である酸素が不足すれば、内臓をはじめあらゆる組織や器官の機能が低下するので、当然、頭痛やめまい、倦怠感など、さまざまな不調や不具合が現れます。

なるべく人の密集していないところではマスクを外して深呼吸をするなどすることも大切です。

それ以外にも、カイロプラクティックを受けることで、呼吸をする時の肋骨や横隔膜の動きがよくなり、心肺機能が高まることが期待できます。

「カイロプラクティックを受けると、息が深くできる。」というお声をいただきます。

そもそもプロの歌手の方も通院されていますが、「たくさん空気を取り込める。ロングトーンが出やすくなる。」というお声もいただいています。

長く続くマスク生活でも、カイロプラクティックをお役立てください。

 

ワクチンとOD/起立性調節障害

ワクチン接種をすることで、高熱が出たり、だるさが出たりという副反応が出ることが多いです。

これはOD/起立性調節障害であるかないかに関わらず出ることが多いようですが、普段からだるさがある方にとっては、更にだるさが加わりますので、痛手ではあります。

当院は、ワクチン接種についての是非を問う立場にありません。

お伝えできることは、ワクチンを受けるにしても受けないにしても、カイロプラクティックケアを受け、神経系を整えることで免疫力を高めるお手伝いができるということです。

「食う・寝る・遊ぶ・出す」という生活習慣の基本を学び、それぞれの行動を最適化することで免疫力を高めることが期待できます。

 

最後に

コロナ禍では多くの自粛が求められ、修学旅行や文化祭など、学生のみなさんにとっての楽しいイベントはもちろん、普通に学校に通うことすらままならない状況が続いています。

そうした状況を残念に思う一方で、何を楽しめるかをぜひ探してほしいです。

私も中学時代は急に倒れることが何度もあり、大人になって仕事とかちゃんとできるのかなぁという不安に押しつぶされそうになった時期もありました。

それでも、一つ一つやれることをやって、たまたま早くにカイロプラクティックケアを受けるチャンスに恵まれ、三重から大阪まで車で3時間かけて通ったことも、今となってはよい思い出です。

学校の先生、友人、家族、カイロプラクティックの先生、いろんなみなさまの協力を得て、体調が改善しました。

今でも普通の方よりは、OD症状がある方ではありますが、仕事を休まなくてよい程度にはコントロールできています。

自分のもっているエネルギーをどこに集中させるか、そこが鍵ではないかと思います。

最近では、クラロワのアプリゲームで遊ぶのですが、これも戦略が求められます。

8つのアイコンの選択肢を手札にして、制限時間内に城を落とすゲームなのですが、どのデッキ(組み合わせ)にするか、それぞれの特徴を活かしながら状況判断をしながらカードを選択していきます。

勝負は最後の最後まで分かりません。

形勢不利の状況から、大逆転することもあります。

ただどんな組み合わせだとしても、制限時間内で城を相手より多く落とす(延長戦ではVゴール方式)という勝利に向けて、どんな方程式を組むかは自分次第です。

デッキが良ければ勝てるというわけでもありません。

テストや、長い休み、好きな歌手のコンサートや、外せない記念日など、いろんなことを楽しんで乗り越えていくために、自分の体をよく知り、健康レベルを高めていきましょう。

ODの方にとっては、調子の良い日と悪い日の過ごし方は違うものです。

それぞれの体調に応じた過ごし方をして、1週間、1か月、1年間といった長期間でのパフォーマンスが上がるように、自分を信じて進んでいってください。

応援しております。

ファミリーカイロプラクティック三鷹院

院長 佃 隆

 

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