健康教室（睡眠編）
当院では、毎月1回1時間の健康教室+30分のお茶会を開催しています。
2019年9月7日（土）のテーマは、「健康なからだとこころをつくる睡眠編」でした。
起立性調節障害でお困りの方に限らず、いわゆる自律神経失調症、不眠症というカテゴリーでお悩みの方から、悪夢を見てドキドキして寝られないとか悪夢を見たらどうしようと思ってお悩みの方、よい睡眠をとってお肌を綺麗にしたい、なかなか寝付けない、途中で起きてしまう、などなど、睡眠あれこれについて気になる方みなさんにとって、お役立ち情報満載の講座でした。
当日の内容は以下の通りでした。
・グッドスリープチェック
・睡眠とは
・快適睡眠をとるためのクイズ
・カイロプラクティックと睡眠
・快適睡眠をとるためのノウハウ
お茶会
お茶会では、それぞれの悩みもみんなで共有すれば、そういう見方もあるんだなとか、あの人ががんばっているから私もがんばってTRYしてみよう、など前向きになれるきっかけづくりにもなります。
参加者の方のメッセージがとても響いたので、一つご紹介します。
それはみんなで自己紹介をし合っていて、起立性調節障害でお悩みのお子様や親御さんの話が続いて、という流れがあるのですが、こんな内容のお話でした。
「僕自身も子供のころには体調不良のことも多かったです。大人になってかなり解決はしたものの、まだ症状があり、佃先生にお世話になっております。ただ、仕事を一度始めてしまうと、日本ではちょっと休もうというのがなかなかできなくて、いったん仕事を辞めないとなかなかまとまった休みというのも取れません。だから、今症状が出ていても、長い人生で考えれば今のうちにきっちり治してしまえばいいんですから、焦らずいきましょう。」
会場は、そうそう、とうなづきながら、子供たちの未来を応援していますよ、という温かい空気に包まれました。
大人から見た子どもって
大人からみて、子供が元気でないというのは、とても気になります。
だって、子供が大きくなって、未来の世の中をつくっていくことで、人類は発展してきたのですから。
一緒に健康教室に参加して、こんなやり取りがあって、こんな素敵な場をつくってくれたスタッフのみなさん、そして参加者のみなさんに心より感謝します。
隣のおやじ理論
それと、私は、「隣のおやじ理論」と呼んでいるのですが、親から言われるとついつい反抗してしまっても、同じ内容を立場の違う人から言われると、意外とすんなり受け入れることができるものです。
思春期、反抗期って、誰にでもあるものですし、成長のためにはあるべきだとも思います。
でも、そんな時期でもこれだけ大事、ということはありますし、健康な毎日をつくるという意味ではまさに大事なことです。
当院には、毎日のように、起立性調節障害の問い合わせをいただいておりますが、一人で、もしくはご家族だけで悩まずに、一緒に協力してお子様にアプローチしてまいりましょう。
もしこの文章を書いているのが、お子様ご本人であれば、お伝えしたいことがあります。
親から学ぶことも大事だし、周りの親世代から学ぶこともまた大事です。
あなたを愛する親御さんが認めた方であれば、とりあえず、耳を傾けてみてもらえればと思います。
健康教室について
健康教室の開催は、土曜日の13時～なのですが、第〇週目、と固定しているわけではないので、お気軽にお問合せください。
テーマも2カ月前ぐらいに決まることが多いですが、初めてという方も対応しています。
参加費は無料です。
ただし、予約受付順ですので、ご了承ください。
